nasuのタンブラー画像
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Jan 15, 2012
4:37pm
日本語世界を一見してぶっくらこいてしまうのは、詩の世界の豊穣さで、わしが通常「日本の詩」というときには、堀田善衛の「若き日の詩人達の肖像」という、ちょっと身体のあちこちがむずむずするような題名の本に活き活きと描かれた「荒地」の詩人達、牧野虚太郎、田村隆一、鮎川信夫、北村太郎、三好豊一郎、後年のメンバーでは吉本隆明、というようなひとたちや、西脇順三郎、瀧口修造に始まって、「ドラムカン」の詩人達、吉増剛造や岡田隆彦、あるいはここでこれから少しだけ書いてみようと思う岩田宏、というようなひとたちを指している。
そのうえに言うまでもなく戦争前には中原中也がいて石川啄木がいて萩原朔太郎がいて三好達治がいて、しかもそのうえに戦後になってもなお寺山修司のような天才歌人を生んだ短歌の広大な世界があり、俳句というおそろしいものまであって、日本はつくづくヘンな国であると思う。
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